内分泌・糖尿病内科の外来患者の内訳は糖尿病が約50%、甲状腺疾患が40%で
そのほかに副腎、副甲状腺、下垂体疾患など幅広い疾患を経験することができる。糖尿病は外来総患者数が約2500名で、センター内の糖尿病療養指導士(CDE)と共同して糖尿病教室を開催し、チーム医療を行なっている。2週間の教育入院では、医師、看護師、栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、臨床心理士による患者指導が行なわれている。その他、糖尿病ケトアシドーシス、下肢壊疽、糖尿病合併症妊娠など糖尿病に特徴的な病態の診療も経験することができる。甲状腺疾患はバセドウ病、慢性甲状腺炎、腫瘍性疾患など多岐にわたる症例を経験できる。通常の回診の他に内分泌代謝カンファ(1回/週)、CDEを含む糖尿病臨床カンファ(1回/2月)、その他、県や市単位で糖尿病研究会、糖尿病談話会、症例検討会なども頻繁に行われている。
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